「地域を支える公務員」のホームページへようこそ!

 このサイトは、公務員をめざす方と、現役の公務員として地域で活躍したい方を応援するために開設しました。この紹介文では後者、つまり現役の公務員として地域で活躍したい方への自己紹介です。

 主に次のような方を想定しています。

 ①激動の時代に対応した政策形成能力を持ちたい方

 ②政策提言の内容を論文やプレゼンテーション等にまとめたい方

 私は、地方公務員として14年間の勤務を経て、現在は主に公務員をめざす学生の指導と地域経済・地方財政に関する研究を行っています。また、地方自治体等の会議や自治体職員を中心とした学会活動に参加し、現役公務員と幅広く交流しながら最新情報を集めています(私のプロフィールについては、このリンクをクリックしてください)。

 特に、これからは激動の時代です。思いつくだけでも、地球環境問題といったグローバルな変化から人口減少、AIなど高度なデジタル技術の普及といった国内共通の動き、さらには地域ごとにもさまざまな動きが出ていると思います。公務員の仕事は、これまでの延長線上では成り立たなくなると思います。「地方消滅」という警告もありましたが、公務員の仕事も多くが消滅するかもしれません。

 地域の危機を乗り切るために、公務員の役割を欠かすことはできません。激動の時代においても、これまでと同様、「いかに地域を支えていくか」が問われているのです。そのためには、新しい時代に対応できる公務員であることが求められます。次代への深い洞察力を持ち、果敢にチャレンジできる公務員が必要です。

 私自身の経験と交流、さらには研究をこのサイトで余すところなく紹介することで、地域を支える公務員が一人でも増えることを願っています。

 そこで、このサイトには主に次のような情報が掲載されています。

 ①地域分析や政策提言の方法

 ②論文の書き方

 ③プレゼンテーションの方法

 私は、大学・大学院でも地域分析の講義や卒業論文・修士論文の指導、政策提言のプレゼン指導などを行っています。また、私が地方公務員として大学院に派遣され、当時は四苦八苦しながら修士論文をまとめた経験を持っています。また、昨今はEBPM(Evidence-Based Policy Making 証拠に基づく政策立案)と言われているように、客観的な分析や説得力ある研究が政策の現場でも重視されています。私のささやかな経験が、これからの地域政策を担う多くの人に役立てることができれば、これほど嬉しいことはありません。

 なお、論文を書くことは政策の現場にはあまり関係ないかもしれません。しかし、私は大学院の派遣を終えて公務員の現場に戻った時に、「現場には貴重な情報が溢れている!」ことを実感しました。この情報を広く共有すれば他の地域にも大いに役立つはずですし、逆に言えば、他の地域の情報も自分の地域に役立つでしょう。それが、国全体の危機を克服することにつながると考えます。

 論文やプレゼンテーションは貴重な情報を共有のための非常に有益な手段になるのです。民間企業の商品やサービスと違って、地域政策には企業秘密もなければパクリも許されます(むしろ積極的にすべきです)。論文がその役割を果たしてくれると思っています。

 私の本業は公務員から大学教員に変わりましたが、地域政策に貢献したいという思いは変わっていません。このホームページでも同じ思いを持つ方に情報発信をしたいと思っています。必要なコンテンツはどんどん増えていきますし、ゴールのない分野かもしれませんが、とにかく「前進あるのみ」です。少しずつ拡充していきますので、末永く愛用していただきたいと思います。

note、kindleについて

 このサイトとは別に、noteも使っています(@inotake555)。より多くの方に情報発信をするため、最新のコンテンツはnoteに掲載しています(2021年秋から)。もちろん当サイトでも更新情報はアップしますので、当サイトからでもアクセスできます。また、コンテンツがまとまった段階でamazonの電子書籍「kindle」として出版する予定です(2022年春から)。内容もパワーアップしますので、こちらもご覧ください。

twitterについて

 このサイトとは別に、twitterも使っています(@inotake555)。今のところ、本サイトに関連するニュースをピックアップし、簡単なコメントを付けています。公務員として活躍したい方には、最新情報を効率よく入手することができます。今後は、このサイトの最新投稿の紹介なども行いたいと思います。こちらもフォローしてご活用ください。