日曜コラム「マイ・オピニオン」第50回：1年間、毎日書き続けることの大変さと大切さ

　このホームページで連載を毎日スタートさせたのが、昨年5月25日でした。したがってまもなく1年を迎えることになります。記事を書き溜めたことは一度もないので（自慢できることではありませんが…）、本当に毎日書いて投稿していたことになります。1回の投稿で1000文字から1500文字の文章でしたから、トータルでは400000文字近くになったのではないかと思います。本に換算すると、2冊から3冊の分量です。

　この1年間は、とにかく毎日続けることを重視しました。つまり、内容よりも、書くことを優先したのです。しかも、必ず毎日書くと誓って続けることができましたし、また、ホームページに全て公開してきたので、やはり人に見られると言うことのプレッシャーがあり、内容にも一定の水準と責任を問われるものとして書いてきたつもりです。

　また、本業の仕事もあり、毎日のスケジュールもかなりバラバラです。なので、特に授業の集中する日や会議が会議や出張などの日には、なかなか執筆の時間が取れませんでした。時には寝ようとしたら「今日は書いてない！」ということに気がついて、慌てて書いた記憶もあります。12時を過ぎると翌日になってしまうので、急いで書きました。

　しかし、どんな状況であっても必ず毎日書くことを達成できたのは確かに大変でしたが、それだけ達成感も大きくなりました。このような貴重な経験ができたことは、これからの自分の財産にもなると思います。

　また、最初のうちは書くことに苦労してきました。テーマを決め、文章を書き、ホームページにアップロードするという一連の作業に、最長で2時間くらいかかったと思います。しかし、慣れてくればテーマもすぐに決められましたし、執筆に苦労することもなくなってきました。短い場合には、20分足らずで完成させることができました。このように、私の書くスピードが大きく向上したことも、この連載の成果だと思います。このことはこれからの私の文章執筆にもいろいろな面で役に立ってくるはずです。

　この連載は、今月末をもって一旦区切りとして、1年間継続は達成したいと思います。その後は、毎日ではなく多少ペースダウンをして投稿を続けていく予定です。そしてその分内容を重視したり、またいろいろな方に読んでいただけるようなテーマにしたいと思っております。

　詳細については来週の投稿でお示ししたいと思いますので、もうしばらくお付き合いください。よろしくお願いいたします。