木曜コラム「公務員の仕事」第15回-公務員のプライベート(1)勤務時間以外の生活
このコーナーでは公務員の仕事について紹介していますが、今回は仕事以外つまり公務員のプライベートについて、私の言える範囲(私の知っている範囲、私が言っても問題のない範囲)で紹介したいと思います。
公務員の種類や所属課によって異なる点もありますが、基本的に勤務時間以外の時間帯で行動の制約はありません。買い物、娯楽、スポーツ、旅行など、いろいろなことができます(ただし、海外旅行などは職場への届出が必要になる場合があります)。
私の場合、平日の夕方は週2回のクラブ活動がありました。中学生の頃からしてきたバドミントンの練習です。夜7時から9時まで練習していました。実力はそれほどではなかったので、目的はリフレッシュです。市役所のクラブにはいろいろな部署・年齢層の職員が所属していたので、親睦を深めるうえでも良かったと思います。全国大会もあり、山形県や三重県などにも行きました。
また、月に2回ほどソフトボールの試合もありました。これは所属課の先輩に誘われて入りました。ユニフォームもスパイクも持っていなかったのですが、楽しく参加できました。これも、親睦を深める機会になったと思います。
クラブ活動がない日は、私は帰宅してゆっくり過ごすことが多かったのですが、飲みに行く人やゴルフの練習、映画、パチンコなどをしていた職員が多かったと思います。私が勤めていたところは人口の少ない地域だったので、あまり娯楽がなく、映画館もしばらくなかったくらいです。また、狭いエリアなので外にいても知り合いの職員によく会います。お互いプライベートなので、挨拶も控えめにしていたように思います。
ちなみに、知り合いは職員同士だけでなく、近所の人や同級生もたくさんいます。どこかに行けば必ず知っている人に会うような地域です。東京とは大きく違う点だと思います。
東京の場合は、例えばプロ野球やサッカーの試合を見に行ったり、コンサートやトレーニングジム、ゲームセンターに行くことも可能でしょう。東京スカイツリーやディズニーリゾートなどにフラっと寄ることもできると思います。おそらく職場の知り合いや近所の人に会うこともないと思うので、伸び伸びとプライベートを楽しめるのではないでしょうか。