公務員試験の勉強法:直前期でも「文武両道」は大切

 あけましておめでとうございます。このブログを読んでくださる方は、公務員試験の受験を検討しておられる方が多いと思いますが、年が明けるといよいよ受験本番の緊張感が高まってきます。また、来年以降の受験であっても、新年に際して何らかの目標や希望を持っておられることでしょう。

 公務員試験の勉強に関して言えば、今年受験の方は直前期に当たります。自ずと勉強時間も増え、解く問題も試験本番を想定したものになってきます。どうしても勉強中心の生活になりますが、こういう時だからこそ体を動かすことも必要だと思います。「文武両道」は、いつでも大切なことなのです。

 私も、今年からジムに通うことにしました。もちろんムキムキになろうとか、ボディビルダーになろうとか、大それた野望があるわけではありません。昨年は体調不良で療養したり、出張で疲れを感じたりと、仕事をするうえで「身体が資本」であることを痛感しました。使える時間をすべて仕事に当てるのは、決して良いことではなく、むしろ身体や心をケアしてベストのバランスを保つことが大切だと感じたからです。

 よく「心・技・体」と言われますが、本当は「体・技・心」の順に重要だと言う人もいます。「健全な精神は健全な肉体に宿る」という言葉もあります。身体の強さと健やかさが、すべての活動の基盤となるのです。私も50代の前半にさしかかり、身体への注意をもっと払う必要があると感じたので、ジムに通うことにしました。1回につき30分程度、往復のウォーキングも含めて90分程度と短いですが、無理なく続けるようにしたいと思います。

 公務員試験の勉強も同じです。特に直前期には勉強の割合が高くなりますが、100%勉強時間に充てるのは、確かに理想的であるかもしれないとしても、実行するのは無理です。身体と心のケアもある程度の時間をかけて行ってほしいと思います。短い時間で効果の高いものをセレクトしてください(タイパ!)。間違ってもダラダラとスマホを見るのは避けましょう。ちょっと散歩に出る、どうしても見たいテレビや映画を見る、友達と話しをする、などが考えられます。それらにかけられる時間としては、1日1時間くらいが目安になると思います。まとめてとることも、こまめに短くとることでも良いと思いますし、気分転換や頑張ったご褒美に充てても良いでしょう。勉強にプラスになるような取り方にすることが重要です。

 来年以降に受験予定の方は、アルバイトやサークル活動などにも力を入れながら、少し勉強時間を確保すると、習慣として定着します。勉強の負担は大変ですが、習慣にすれば実は大したことはありません。努力家の人は「自分は努力しているとは思っていない」と言います。それは、習慣になると無理なく当たり前のように努力できるようになるからです。外側から見た印象とは大きく違います。

 いよいよ新年の生活が本格的にスタートします。今年が皆さんにとって実り多い1年になることを願っています。そして、このブログが何かの役に立てれば幸いです。今年もご愛読いただきますよう、よろしくお願いします。

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