水曜コラム(木曜日掲載)「公務員の学び」第20回:ヨコのネットワークを大切にしよう(3)全国の同志=自治体学会

 水曜日のコラムでは「ヨコのネットワークを大切にしよう」と題して、これまで2回に分けて述べてきました(第1回目へのリンク第2回へのリンク)。1回目から2回目にかけてそのネットワークのエリアを広げてきましたが、今回は最も広い全国規模のネットワークの重要性を紹介したいと思います 

 なお、前回のコラムで紹介した長期の研修機会もまた、全国規模のネットワークと言えるものです。しかし、その研修機会を得るチャンスは、1人の職員が定年までの期間に1回あるかないか、と言ってもいいほど少ないです。私が勤めていた市役所では、毎年1人にいるかいなかったか、それくらいレアな機会でした。どうしても長期間仕事を離れなければならないので、仕事に支障が出てしまうことも考慮して、大規模に派遣することが難しいのではないかと思います。

 そこで、1つの有力な機会として学会への加入をススメたいと思います。私が所属している学会のなかに「自治体学会」というものがあります(学会へのリンク)。おそらく、自治体職員が参加できる学会としては国内最大級のものではないかと思います。毎年1回の全国大会を各地で開催するとともに、機関誌も年2回発刊されていて、さまざまな情報や研究成果が掲載されています。

 私は、恩師の先生からススメられて20年ほど前に入会しました。最近は全国大会の企画にも関わっていて、大会にもスタッフとして参加しています。最近では、大阪府堺市(2019年)、青森県青森市(2018年)、山梨県甲府市(2017年)で開催されました。2009年に福井市で開催されたときは、地元スタッフの代表として深く関わり、思い出に残っています。

 今年は熊本県熊本市で開催する予定でしたが、新型コロナウイルスの蔓延のためWeb での開催に変更されました(10日に開催されます)。1年ぶりに仲間に会えることを楽しみにしていたのでWebでの開催は残念ですが、300名ほどの会員が一堂に会して議論や懇談をする機会は大変貴重です。希望と志を持った自治体職員の熱気を感じられるだけでも意義があると思いますので、ぜひとも入会・参加してもらいたいと思います。

 なお、「学会」と聞くと、ちょっと恐れ多い気がするかもしれません。私も以前はそうでした。しかし、自治体学会は大半が自治体職員で、とても楽しい雰囲気で行われます。年齢は関係なく、誰でもフランクに接することができます。ですので、安心してください。

 もちろん、大いに勉強になります。全国大会では10前後のテーマで分科会が開催され、最前線で活躍する公務員や首長、大学教授などが最先端の取組みを紹介し議論を交わします。また重鎮の先生による講演会や研究発表などが行われ、懇親会も地元の食や酒を楽しみながら賑やかに行われます。学ぶことも楽しむこともできる会です。

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