日曜コラム「マイ・オピニオン」第27回:卒業論文の追い込みを迎えて

 今年度も卒業論文の提出期限が近づいてきました。特に今年度は新型コロナの蔓延が卒業論文の執筆にも影響を与えています。
1つは、情報収集が極端に制約されたことです。大学がオンライン授業に切り替え、キャンパスに入れなくなったため、図書館をほとんど使うことができない上記です。文献を調べたい時、静かな空間で、執筆に取り組みたい時に図書館が使えないのは大きな制約になっています。

 また、フィールドワークなどで現地を訪れ、直接関係者に話を聞くようなこともできなくなりました。学生が社会との接点を持つ貴重な機会ですし、誰も知らないような情報が入手できれば、卒業論文の大きなオリジナルポイントになるものです。

 次に、就職活動のスケジュールがずれてしまったことです。就職活動が終わると、学生は集大成として卒業論文の執筆を本格的に始めることができます。しかし、今年は面接がオンラインになったり、対面での面接を遅らせたりする企業も多かったと聞いています。また、公務員試験の開始も遅れました。こうしたことから学生の就職活動がなかなか終わらず、卒業論文の執筆に切り替える時期が遅れて十分な時間が確保できない状態となっています。

 最後に、卒業論文の執筆に当たって教員とのコミュニケーションが難しくなったことです。これも、やはり対面の方が良いのですが、オンラインにさざるを得ませんでした。もちろんオンラインでまったくできないわけではありませんが、伝えるのに苦労した点も多くあり、対面よりも全体的に難しい部分が多かったと思います。

 ※ただ、オンラインにも良い部分はありますので、今後は良いところをもっと活かす方法を考えなければならないと思っています。

 こうした事情から、今年の卒業論文は学生にとっても教員にとっても、どちらにとっても大変でした。追い込みの時期を迎え、焦る気持ちが例年以上に高まってきています。あと少しですが、最後まで粘り、何とかゴールを迎えたいと思います。

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