木曜コラム「公務員の仕事」第31回:公務員のクリスマス

 最近は12月に入ると街やショッピングモールはクリスマス一色になります。民間企業の場合、会社でクリスマス会などのイベントがあるかもしれません(若い人たちは参加したくないかもしれませんが・・・)。

 しかし、私の経験では、公務員の仕事とクリスマスはほとんど関係ありません。休日ではありませんし、年末も近いので、楽しむ余裕はあまりないと思います。忙しい部署にいたときは、家族でクリスマスを過ごすために少し早めに帰るくらいでしょうか。その分、他の日に仕事を多めにしていたと思います。

 もちろん、クリスマスに関係のある仕事もあります。例えば、保育士さんの場合は子どもたちとクリスマス会などをするでしょうから、その準備なども含めて忙しいのではないかと思います。また、自治体によっては「市長サンタ」などと言って市長自らサンタクロースに扮して子どもたちにプレゼントを渡すようなこともあるでしょう。

 児童館など子どもが集まる施設でも、クリスマスの飾りつけが行われると思います。

 観光関連の部署ならば、観光施設のライトアップなどで集客を図るようなことがあるかもしれません。神戸のルミナリエなど大規模イルミネーションイベントが行われる地域もあるでしょう。

 このように、公務員のクリスマス、仕事との関係は少なく、あったとしても部署は限られます。どちらかと言えば、家族などと過ごすために少しだけ早めに仕事を切り上げる人が多いのではないかと思います。

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