木曜コラム「公務員の仕事」第11回-朝の光景(出勤)

 地方公務員の始業時間は朝8時30分からなので、ふだんは8時15分くらいに到着していた。早い人は7時30分ごろに来ている。新聞を読んでいる人や、すでに仕事を始めている人もいる。早朝は電話が鳴らないので、自分のペースでスムーズに仕事を進められる。もちろん、早く来ても残業の扱いにはならない。たいたい8時25分くらいには全員来ていたと記憶している。

 上司より遅く到着しても、特に問題はない(他の役所や上司によっては違うかもしれないが…)。

 朝は、女性職員の方がお茶を入れてくれた。(今はそうした習慣はないかもしれない)MY湯呑を持っていたので、それにお茶を入れて机に置いていただいた。ありがたくお茶を飲みながら世間話をしていた。パソコンの立ち上げなどの準備はしてき、始業時間が来るのを待つ。

 8時30分にチャイムが鳴り、朝礼が始まる。課全体の行事予定などを報告し、「今日も一日頑張りましょう」という課長の一言で仕事が始まる。

 朝は淡々と仕事が進む。集中力も高く、気力もあるので、効率的に仕事が進む。自分の仕事をしながら、時々お客さんが来たり(証明書の交付など)、他の部署から電話がかかってきたりすると、仕事が中断する。もちろんそれらも仕事だが、元の仕事に戻るのに少し時間がかかる。いずれにしても、午前中は個人の仕事を進めて起きたい時間帯だ。

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