日曜コラム「マイ・オピニオン」第17回:東洋大学の皆さん、一部対面で秋学期がスタートしました
9月18日(金)から、いよいよ秋学期がスタートしました。春学期は全講義がオンラインでしたが、今回は一部の講義が対面で実施されます。金曜日はオンラインでスタートしましたが、土曜日の大学院は対面となりました。ただ、大学院はもともと遠隔受講の学生さんも多く、土曜日は数名の学生さんが教室に見えていました。
それでも、久しぶりの対面授業は緊張するものです。やはり半期をオンラインで行ったせいか、いつのまにかオンラインに慣れていたようです。半年以上、人前で話していなかったため、ペースをつかむのがかなり大変でした。特に、最初の授業は初対面の学生さんも多いので、どのような反応になるのかを探りながら話を進めました。
今週から、学部でも対面の講義が始まります。学部の場合は大人数の講義もあるため、やはりペースをつかむのが大変かもしれません。ただ、学生にとっては対面で講義を受けることもさることながら、学生同士のコミュニケーションなどいわゆる「キャンパスライフ」を送りたい気持ちが強いでしょう。その意味で、楽しみにしているのではないかと思います。
しかし、それでもメインはオンラインです。大人数の授業はどうしても密になってしまうし、キャンパス内の学生数も非常に多くなるので、オンラインの中に一部対面を組み込むような形になっています。そのため、登校の機会が限られることになります。
特に私の場合は、公務員就職を考えるきっかけとして授業をしているので、学生からの質問や相談などもあります。大学の就職支援や公務員予備校などにも相談窓口はあると思いますが、いずれも限られてしまうかもしれません。また、学生同士での情報交換もやはり制約があるでしょう。ネットで調べればいろいろな情報が手に入りますが、どれが信頼できるのか分からない、どれが自分に合っているのか分からない、と不安に思う方も多いでしょう。
そこで、私の場合、オンライン授業がメインではありますが、個別の質問や相談はできる限りきめ細かく対応したいと思います。対面可能な場合は対面での機会を設け、対面不可能な場合でもオンラインでの相談を受ける予定です。オンラインの場合は、「登校できない」ですが「登校しなくてもよい」というメリットにもなると思いますので、ぜひ活用してほしいです。
特に3年生の方は、これから公務員試験対策が本格化してくるのではないかと思います。心配も多いことでしょう。ぜひ、気軽にアクセスしてください。