月曜コラム「公務員への道」第38回:テスト本番の時間配分はラスト10分に余裕を持ち、秒単位で意識しよう

 日頃の勉強とテスト本番は違う部分も多いですが、時間制限には特に気をつけたいですね。

 日頃の勉強では、じっくり問題に向かい考える時間があるので、ゆっくり解くことが多くあります。もちろん実力アップを図るためには考える力を養うことか必要で、時間をかけて取り組むべきかもしれません。しかし、試験本番は制限時間が厳格に決められています。時間内に解けなかった問題は、後で正解できても得点にはなりません。

 試験本番は時間との闘いです。時間内に解ける問題を見極めて確実に得点すること、やや難解な問題はじっくり時間をかけて少しでも得点を稼ぐことが、そして、難解な問題は思い切って諦めることなどが必要になります。とにかく、制限時間のなかで実力どおりの得点を上げることが大切です。

 そのためには、まず自分自身がしっかり時間を管理できていなければなりません。大前提として、正確な時計(電波時計)を用意してください。
そして、残り時間10分までに一通り全体を解いておくと良いでしょう。最後の最後まで粘ることは大切ですが、あまり時間を確認せずに終了のチャイムを迎えてしまうと、時間管理が甘かったことで意外とダメージも大きいです。そのためには、残り時間10分くらいまでに一通り解いておき、残りの時間をどう使うか考えてから残り時間を大切に使って、特に得点できる問題を取りこぼさないように気をつけてください(まだ解答していない問題に取り組むことも重要ですが、解答した問題を確認して正解率を上げることも1つの戦略となるでしょう)。

 特に、秒単位で時間を意識した方が良いと思います。残り数秒で一心不乱に書き込んで、もし間に合わなかったりすれば後悔も大きくなってしまいます。また、「まだ時間がある」と思っていたらチャイムが鳴ってしまった、などということになっても、やはり悔いが残るでしょう。最後の10分くらいは、秒単位で時間を意識しておいた方が良いと思います。

 こうした方法は、日頃の勉強ではなかなか身につきません。模擬試験や過去問など実戦形式の経験を積み重ねるしかないでしょう。しかし、やはり試験本番は緊張感もあり、どうしても慎重にならざるを得ません。そのため、余裕を持って解き進めていても、おそらくふだんより時間を使ってしまうのではないかと思います。時間配分の戦略も、こうしたことを想定して、試験に万全の備えをしていただきたいと思います。

 もちろん、このような準備は試験の直前期に本格化するのが一般的ですが、時間が短くなれば易しい問題も解けなくなることが多くあります。日頃から、時間を少しでも意識する勉強を取り入れると良いのではないでしょうか。

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