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 公務員になるためには、試験で合格点を獲得することが唯一の条件と言えます。一般的に、公務員試験で7割正解すれば合格できると言われているので、ターゲットを絞った後は7割を獲得するための方法を考えましょう。
 そこで、獲得したい目標点を設定するためのシートを作ってほしいと思います。名付けて「合格プランシート」です。作成方法は非常に簡単で、「得意度」「目標割合」「目標正解数」の空欄に数字を入れるだけで、非常に簡単す。数字の入れ方は、私が書いた電子書籍「公務員を志す人へ 2021年版: 合格プランの立て方と勉強の進め方」で詳しく紹介しています。数字は自分の得意・不得意によって調整できるので、自分だけのオリジナル合格プランを作ることができます。

 

 貴重な学生生活を試験だけに割くのは、もったいないです。思い切り学生生活を楽しみたいでしょう。だからこそ、可能な限り時間という負担をかけずに合格できる得点をあげることが最も重要なのです。すべてを犠牲にして勉強に打ち込む、という方法は、もはや時代遅れです。
 公務員試験は満点を取らなくても合格できます。科目はたくさんありますが、それは負担が大きいということではありません。むしろ負担を少なくするためのチャンスと捉えてください。つまり、誰にでも得意科目と苦手科目があります。7割程度の得点で良いのですから、苦手な分野があっても他の科目で十分カバーすることができるわけです。得意な科目で得点を稼ぎ、苦手な分野は思い切って対策しない(=捨てる)というプランも成り立つのです。

 電子書籍では、3つの合格プランのパターンを説明しています。

 ①70%合格プラン…最もスタンダードなプラン

 ②80%ラクラク合格プラン(専門試験が全問必須の場合)…本番でも落ち着いて受験できるよう、高めの目標を設定するプラン

 ③80%ラクラク合格プラン(専門試験が一部選択の場合)…専門科目を選択できる場合、科目を選択して目標をやや高めにするプラン

 ④逆張り合格プラン…あえて出題数が少ない科目で得点を稼ぐ、逆転のプラン

 ホームページで紹介できる部分は以上です。かなり少なく不親切な内容かもしれませんが、その分、電子書籍には詳しく、分かりやすく説明しています。関心がある方は、ぜひ電子書籍をご覧いただき、最小の負担で最大の成果をあげてください。

 次回は、独学と予備校のどちらが良いのかを考えたいと思います。

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